ピン打ち リアバンパー作製(フリーハンド穴空け)
めちゃくちゃ寒くなりましたね⛄️
今日まで耐えてきましたがあまりにも寒いので
石油ストーブ出しました
やっぱり暖かい部屋での作業は違いますね☺️
今回はリアバンパー作製をします。
それと、長直カーボンのギリギリに打つピン、怖くて今までやらなかったのですが今日初めて試しました。
案外イケるもんですね。
使う工具はこれ
途中直FRP1本と、タミヤのピニオンプーラー(ハンドル無し)と、3sを追加しました。
デジノギ
ハンマー
カッター2種
スコヤ
ダイヤモンドヤスリ極細4本セット
ケガキするやつ
ドリル4種
リューター(プロクソン)
と…
ハイキューパーツの2ミリ穴のあいてるブロック
ケガキするやつは職人さんが一本一本作ったような雰囲気のやつ
ドリル4種
です。
まずはケガキ位置を決めます。
3.3mmの間にピンを打ち込むので半分の1.65のところに
7.16mmの真ん中に打ち込むので3.58のところに
ケガキます。
幅は大体96.6mm
今回はこのまま進めます。
ケガキするやつをハンマーで叩いて
下穴用の穴を付けます。
1mmドリルでまずは穴空け
出来るだけ垂直に
ケガキするやつの向きから覗き込んで真っ直ぐになっているか確認しながらリューターの重みだけで穴を開けていくイメージです。
力入れて一気にではなく、ゆっくり少しずつ重みで掘り進めるような感じで
穴空けしました。
少しズレているので、ダイヤモンドヤスリの一番極細のやつで穴位置を修正します。
次に1.4のドリルで再度穴空け
やっていることは同じです。
2番目に細いヤスリで穴位置を修正
ここからノギスで測って修正します
計測はこの位置で取ってます。
左右表裏の左右を測って数字を合わせる
次に1.6mmで同じく穴空け
ほぼ位置は出てるようなので
最終穴1.8mmで仕上げます。
試しにピンを打ってみます。
タミヤのピニオンパーラーの台にして、ハイキューパーツのブロックで垂直に打ち込み
このブロック、鉄製ってのがミソで、使っていくうちにすこし錆びるのか新品だとピン穴が緩いのですが使っていくうちにピン穴がキツくガタ無しになるんですw
直角を見ます。
スラスト、キャンバー方向の角度は無さそうです。(言ってもカーボン1枚なのでチカラでどうにでもなるのですが)
ギリギリに打ち込んでもシッカリしてて、金ラメのように端が膨らんだりしてないので良さそうです。
ただ、このままでは使えないので追加プレートを入れて強度を上げてあげます。
長直を半分にして
3sで点付け。ホントに極少量で
端を揃えて
今回は29.2mmでいってみます。
同じ作業をカーボンとFRPでやって
FRPはこの形にしました(好みです)
点付けしてないところからカッター差し込んでバラします。
ピンを打ち込むとピンが出てくる側のピン穴が膨らむので、膨らみ部分をカッターで切り落とします。
こんな感じですが分かりにくいですね。
2本ピンを打ち込んで膨らんだ部分をカットしておきます。
長直に打ち込んで重なった部分がちゃんと密着してるか確認します。ここで膨らみによって密着できず浮いていたらピンを抜いて再度ピン穴の膨らみをカットします。
下側のピン穴ですが今度は叩き込んでからだと修正できないので
あらかじめ穴の角をカットしておきます。
あとは打ち込んで終わりです。
ちゃんと角度が狙えているのかを確認
ズレてたら修正の繰り返しです。
まだ桁の貼り付けにまで進めていないので、接着はこの段階ではやりません(桁の穴に通せなくなるので)
それと、シャーシによっては接点圧でリアバンパーがアッパーになったりするので、接着は最後の最後に行います。
お好みのやり方があると思いますので、やりやすいようにやるのが一番です。
ボール盤を使わないのは、ボール盤の精度が悪くなってきたのと、フリーハンドで穴空けのコントロールが出来るようになれば、最悪レース会場や練習場所で現地作製も出来るからです。
まぁ、事前準備が出来てたら必要の無い事ではあるのですが。
制度の良い小ぶりなボール盤欲しいな〜